「天然灰汁発酵建て」
「藍立て」の方法にもいろいろありますが、
「天然灰汁発酵建て」は、藍染が盛んに行われていた江戸時代から伝わる方法で、
当時の中心となった方法です。
石灰以外の化学薬品を使わず、自然物(清酒・木炭・麩など)だけを利用する為、布にやさしく、着る人にも優しい染料となるのです。
いい事づくめに思われる方法でも、問題があります。
「天然灰汁発酵立て」は、卓越した技術力が求められ、また染液は生きているため、一年を通して、その作業を休むことが出来ないという問題があります。
さらに、原料が年間通じて入手することが難しいということもあります。
化学染料に押され気味の藍染業界ですが、天然の日本の本物の伝統は守っていきたいですね。

